6月4日（土）午後3時から「第33回歯の健康のつどい」が糸島市の伊都文化会館で開催された。
この日のために、本会の地域保健委員会が主導となり行政機関などと綿密な打ち合わせ、準備を行ってきた。しかし、当日は朝からあいにくの雨模様。市民の足も遠のくかと懸念されたが、蓋を開ければ予想を上回る1,144名と、ここ数年で最多の来場者数を数えた。
木下会長ならびに月形糸島市長の挨拶で開会となり、会場壇上では8020表彰が43名、親と子のよい歯のコンクール優良者表彰が5組、27園の園児表彰が42名、3歳児表彰は160名が表彰された。また、会場内では糸島市のキャラクターである「いとゴン」も来場し、場内をさらに盛り上げてくれた。
各コーナーとして歯の無料相談・健診、位相差顕微鏡による口腔内細菌のチェック、フッ素洗口、咬合力テスト、ブラッシング指導、保健師のコーナー、地域歯科医療連携室コーナー、糸島保健福祉事務所による体組成計や血管年齢測定、栄養士会による劇が行われ、どのブースにも列が絶えず会場内は終始来場者の熱気に包まれていた。
恒例であるスタンプラリーを終え、おみやげと風船を手にした子どもたちの笑顔を見送りつつ、今年の歯の健康のつどいも盛会のうちに終了した。
このイベントにより糸島市民が口腔と身体の健康について再認識し、あたり前にものが食べられること、その大切さを確認することで糸島市全体の健康寿命の向上につながればと切に願っている。